2009年12月05日

【R-18】新刊『南の島であまとろちゅ!』

ごきげんよう、ぺこです。


まずはゲームのお話。
ふぐり屋よりその花シリーズ新作、『あまくてほしくてとろけるちゅう!』が出ます!
12月11日からDL版が、12月25日からパッケージ版が頒布開始となります。

そして12月25日、同人誌も新刊を頒布開始します!



こちらはゲーム本編の番外編ストーリーとなっています。


「ここは……どこ……?」
 どこまでもどこまでも広がるコバルトブルーの海。
 足下にはウソみたいに白い砂浜。
 そして、照りつける太陽。
 なぜ、自分はこんなところにいるのだろう。
 真冬の日本を離れ、たどりついたそこは南国だった。
「んー、さすがは赤道直下って感じね〜」
 私の隣で瑠奈がノースリーブ姿で気持ちよさそうに伸びをして、刺すような日差しを全身で堪能している。
 一つずつ状況を整理しないといけないと思う。
 まず、ここは日本ではないのは確かだ。瑠奈の発言からして赤道付近なのだろう。
 そして船でここまで来たところから見るに、たぶんどこかの島。
 なんてこと……全力で自分の置かれた状況を整理してみたのに、分かったことは自分が異国の島にいるということだけ。
「せんせい、いい加減それ脱いだら?」
 もう一つ、自分が未だに冬物のコートを着ているということ。
「瑠奈! こ、これはいったいどういうことなの!?」
 やっとのことで瑠奈に質問をぶつけた。
 なのに瑠奈はといえば、ここまで乗ってきたクルーザーの船長と話をしていて聞いていない。
 それどころか、クルーザーは私と瑠奈を残してそのまま帰っていく。
「ちょ、ちょっと! なんで帰っちゃうの?」
「三日後には迎えに来ることになってるから」
「み、三日後!?」
「それまでは、この島でわたしとせんせいの二人きりだから」
「島……? 二人きり!?」
「そ。これがわたしからのクリスマスプレゼントよ」
「え……?」
 クリスマス、プレゼント?
「えええええええええええええええええええええ!?」
 私の絶叫がどこまでも青い空に響き渡った。

サンプル 


小説は佐野晋一郎先生、挿絵はわたくしぺこでお送りします。
どうぞご期待ください!
posted by ぺこ at 08:02| 同人誌